私は妊娠中、普通分娩を予定していました。
しかし陣痛が来たと思って病院に行くと、緊急帝王切開をすることに。
突然の帝王切開だったので、母子ともに体力面、費用面ともに大変でした。
胎児は元気で、妊婦の高血圧などもなく、予定日前日に陣痛が来たのですが…
いろいろな要因が重なって急遽、帝王切開になりました。
緊急帝王切開の要因
私が緊急帝王切開になった要因は次の4つ。
【要因①】妊婦の白血球値が高い。鼻炎の影響。
病院で陣痛の様子を伺っている間に、血液検査をすると、
白血球値が高いことが判明。
子宮内で異常が起きている可能性も考えらるので、
緊急帝王切開を勧められました。
全くの想定外でした。
ハウスダストの鼻炎アレルギーがあるため、
普段から白血球は高くなりがちだったのですが、まさか白血球値が出産に影響するとは…。
なぜ白血球値が高いと緊急帝王切開になるのか?
「血液検査だけでは、白血球値が高い原因はわからないが、
子宮内で何か異常がでているからかもしれない。
そうだとすると胎児の命にかかわる」
とお医者さんから説明がありました。
私の場合、少しですが破水していたため、ゆっくり調べる時間もありませんでした。
結局、この白血球値が高いことが、一番の要因となり
緊急帝王切開をすることに。鼻炎のことはもちろんお医者さんに伝えたうえでの判断です。
実際には、子宮に異常はなく、赤ちゃんも元気でした。
白血球値が高かったのは、子宮の問題ではありませんでした。
私はやはり、鼻炎の影響だったと思っています。
私の出産した病院はきれいにはしてありましたが、古い病院で、
少し埃っぽく、布団も頻繁には干していないようでした。
度重なる前駆陣痛で疲れていたのもあって、病院にいる間に
鼻炎の症状が、どんどんひどくなり、最悪の状態に。
鼻炎持ち、特にハウスダストの鼻炎アレルギーの方は、
アレルギーが出ないように病院内ではマスクをするなど、
注意しておいて損はないと思います。
【要因②】赤ちゃんが大きい
初めてエコーで確認した時から、大き目だと言われていました。
生まれた時は3,700g。特に頭が大きかったです。
出産の4~5日前に、骨盤のレントゲンをとり、
赤ちゃんの頭がギリギリ通れるサイズであることを確認。
普通分娩で進めることになりました。
しかし結局、やはり心配ということで緊急帝王切開に。
【要因③】妊婦の年齢や体型
私の出産時の年齢は、30代前半です。初産でした。
細身で体力もそれほどありません。
高齢出産ではないですが、やはり20代に比べると難産になる確率も高まります。
私は初産で産道も広がりにくい方だったと思います。
年齢の影響もあるのか、子宮頚部もすぐには柔らかくなりませんでした。
出産は本当に体力がいるなぁと感じます。
年齢が上がると難産になる確率が高いことを身をもって体験しました。
【要因④】クリニックの方針
帝王切開が決まった時に看護師さんと喋っていると、
私が出産した病院では、30代で不妊治療をしている場合は、
帝王切開になる人がとても多いと聞きました。私は不妊治療を1年半受けていました。
また、帝王切開中は局所麻酔で意識があったのですが、
手術中に執刀医2人の方が
「あそこの病院は自然分娩にこだわりすぎだ」といったような
話をしていました。
自然分娩を重視する先生や、帝王切開が多い先生など
いろいろな先生がいます。
クリニックの方針を確認したおくのも大切だと思います。
私が出産したのは、小さな個人病院です。
実家が田舎で、町内で出産できるのはそこだけだったのでやむを得ず選択しました。
病院内は段差が多く、エレベーターがないので階段。
部屋数も少ないので、入院中に3回も部屋移動を頼まれました。
帝王切開の手術後で体がしんどく、とても辛かったです。
帝王切開になった場合に、過ごしやすいかどうかも
クリニック選びの際にチェックしておくといいと思います。
保険やクリニック選びは重要
今回の出産で、保険に入っていなかったので後悔しました。
出産一時金、高額療養費制度を差し引いても、自己負担は約22万円。
想定外の出費でした。
出産は何が起こるか分かりません。
万が一に備えて、心の準備をしておくことと、保険に入っておくことは大切だと改めて感じました。