絵本が苦手&聞かない子におすすめ。赤ちゃんに絵本を読むコツ。

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赤ちゃんに絵本を読むと、すぐに飽きてページを破ったり、どこかに行ってしまったり…。初めて絵本を読み聞かせしたときは驚きました。

赤ちゃんが絵本を読むのは、大人が読むのとは違います。赤ちゃんなりに絵本を楽しめるコツがあります。

司書として図書館で読み聞かせをしたり、息子に絵本を読んできた経験や、育児本から学んだことをもとに、読み聞かせでおすすめのポイントをご紹介します。

絵本に集中できる!読み聞かせのポイント

・読むより絵を楽しむ
・指さしやジェスチャーをしてみる
・赤ちゃんが反応したら褒める
・赤ちゃんが読みたそうな時に読む

自分の子どもにはおすわりをし始めた頃ぐらいから、上記を意識して読み聞かせしました。

最初は途中で飽きてしまうことが多かったですが、1歳ごろには絵本が大好きに。一日に何度も絵本を持ってきて、私の膝に座って読もうとするほど。読むのが面倒で寝たふりをすると、手に絵本をねじ込んできて読んでほしいと催促してきます。

赤ちゃんは字を知らない。絵を楽しもう

大人は絵本を読むときに、書いてある文を見ます。でも赤ちゃんは字を知らないので、文は見ずにまず絵を見て、絵を楽しもうとします。

これは案外大きな違いです。自分で文を読まずに、耳で聞いて絵本を読むとなると、絵をじっと集中して見ることになります。YouTubeなどで絵本の読み聞かせ動画を見るとよくわかります。

なので、読み聞かせをするときは自分も字に目を奪われすぎないように意識します。

私は「読む」より、むしろ「見る」ことを意識して読んでいます。

文を読んでも赤ちゃんがあまり集中しなさそうなら、文は一旦無視して絵について話してみると、興味をもつことがあります。

例えば、赤色が好きな赤ちゃんなら、絵を指さしながら「ウサギさん、赤い服を着てるよ。かわいいね。」。

動物に興味を持っているなら「あっ!ここにワンワンがいる!」という感じです。

あまり気負わずに絵を見て感じたことや、見つけたものを口に出して、赤ちゃんに教えてあげます

指さしやジェスチャーをしてみよう

絵を指さししたり、絵のものまねをしたり、絵に関連する歌を歌ったりすると赤ちゃんが面白そうに絵本に目を向けることがあります。

あまり集中してくれない時におすすめです。赤ちゃんが集中し出したら、指さしなどは止めてみて、絵本通りの文で読み進めます。

ジェスチャーはたとえば、絵に象が書いてあったら、ゾウさんの鼻を腕で表現してみたり。「♪ゾ~ウさん、ゾ~ウさん、お鼻が長いのね」の童謡を歌ってみたり。

絵の中で、お皿を洗っているシーンがあったら、「ジャブジャブ」と洗う真似をしたり。

船の絵があったら汽笛の音を「ボー」と言ってみたり。なんでもいいです。赤ちゃんが好きそうな言葉や歌を言ってみます。

赤ちゃんが反応したら褒めよう

読み聞かせをしている時は、赤ちゃんの反応を見逃さないようにしています

集中して静かにじっと絵を見ていたり、お話しを聞いている時はそっとしておきます。逆に絵本に関して何かを言ってきたり、指さしたりするときは、話の途中でも「ほんとうだね」とか反応を返しています。

すると絵本からどんどん何かを発見して、教えてくれたりします。赤ちゃんの反応は可愛く、びっくりすることも多くて楽しいです。

赤ちゃんはとても細かいところを発見できる天才です。興味を持ったら物凄く真剣に絵を見て、絵本の世界に入っていきます。

登場人物の服の色が途中で変わっていることに気づいたり、背景の動物が移動していることを発見したり。端っこの方に小さなマルの絵が書いてあったりしたら、案外それに興味を持ったり。

絵本は、普通の「本」と違って、「絵」も楽しめるようにたくさんの工夫がしてあります。色や登場人物の動き、背景の小物などに赤ちゃんが見つけて楽しめそうなものが散りばめられています。

数回読んだだけでは、見つけられないくらい。赤ちゃんの成長に合わせて発見できるもの・気づけるものも変わってくると思います。

私は息子に絵本を読むときは、面白いものの発見ごっこのような感覚で読んだりしています。

赤ちゃんが読みたそうなときに読もう

StockSnapによるPixabayからの画像

絵本は赤ちゃんが読みたい時に読むのが、やっぱり一番集中して読めます。

なので息子の場合は、お皿を洗っている途中や、洗濯ものの途中でも、絵本だけは読みたそうにしていたら、家事を止めて読むようにしました。

他のおもちゃや好きなものなら、集中するのが簡単ですが、絵本は集中が難しいので読みたいタイミングが特に大切です。大人もそうですが、絵本といえど、本を読むのは想像力や集中力など色んな力を使うので、結構疲れるし難しいことです。

音の鳴る絵本のような、「おもちゃ絵本」なら赤ちゃんの興味をひきやすいです。でもスタンダードな絵本は、子どもが絵本に慣れるまでは読みたいタイミングで読むことが大切だと感じています。

また、できるなら絵本は目に入りやすい場所に置いておくといいと思います。おすわりや歩きだしてからでなくても、ねんねの頃でも置いておくのに早すぎることはないです。

親や家族が本を読むことがあるなら、あえて読んでいる姿を見せたり

ねんねの頃から絵本や本が日常の一部になっていると、絵本に興味を持ちやすいと思います。たまに表紙を一緒に見て、「○○が書いてあるね、きれいだね」と言ってあげたり。

赤ちゃん向けの絵本を一緒に楽しめるのは、ほんの一時。赤ちゃんが真剣に絵本を見ている姿や、誇らしげに絵を指さしている姿は可愛らしいです。少しでも一緒に読めると嬉しいですね。

おすすめの読み聞かせガイド本
今回書いたコツとは違いますが、一般的なコツが分かりやすく書かれています

赤ちゃん絵本のリスト本
絵本情報サイトの絵本ナビ監修。有名な絵本がたくさん紹介されています。

年齢別・テーマ別の絵本リスト本
小学生までの絵本が紹介されているので長く使えると思います。赤ちゃんなら食べ物・のりものなどのテーマ別で本を紹介。図書館などでの読み聞かせ向けですが個人にもおすすめ。

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掛川市立図書館の赤ちゃん向け絵本リスト
赤ちゃん向け絵本リストを作っている図書館も多いです。ネット公開されているものも。出版社などのしがらみがなく司書さんおすすめの本が紹介されています。

最後に…個人的なおすすめ本『れんけつガッチャン
1歳過ぎの息子が大好きな本。電車好きの赤ちゃんに!

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