【Z会幼児】何歳から始めるか、年少は易しすぎ?年中だと難しすぎる?受講した感想

年少(3~4才)から受講できるZ会。年少の問題はとても簡単。でも年中(4~5才)になると一気にボリュームアップ。年少か年中か、いつ始めるか迷います。

受講前に知っておきたい、年少、年中で始める注意点をまとめました。

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年少、年中で始める注意点

★年少で始める注意点
教材が易しい
ワークが初めての子向き
学習の進み方がとてもゆっくり

★年中で始める注意点
問題数が多い
教材が難しめ
親子での学習習慣がないと、慣れるまで大変
読み書き練習よりも思考力問題が多い

お勉強をこれからスタートするなら、Z会の年少で始めるのがぴったりです。問題が易しめなので、お勉強になれていなくても自信をつけて年中コースに進めます。

一年間で学習がとてもゆっくり進むので、春夏秋冬どのタイミングでも始めやすく、慣れやすいことも、年少から始めるおすすめポイントです。

ただ、お子さんによっては、年少で始めると簡単すぎるかもしれません。

年中からは一気に問題数が増えるので、学習時間も増えます。Z会は親子一緒に学ぶ時間が必須なので、親の負担も増えます。

年少ではなく年中から始めるなら、親子で学習する習慣がすでについていると安心。すぐにZ会の学習に慣れて、どんどん問題を解けると思います。

ママ
ママ

我が家は週に4~5日、一回15分ほどが親子の学習時間です

お勉強が始めての子にとっては、年中から始めると最初は全部終わらせるのは大変かもしれません。

年中になると、親としては、ひらがなの読み書き練習も気になるところ。ですが、Z会は読み書きよりも、思考力重視。読み書きは基本レベルを目指す内容です。

読み書き練習の知育おもちゃや、動画などはないため、読み書きを「楽に&早く」習得することはあまり期待できません

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年少、年中の違い

問題数と難易度

Z会幼児コースの前提として、「親のサポートが必要、教材の挿絵はシンプル、知育おもちゃはなし」です。

これらは年少(3~4才)、年中(4~5才)で共通です。

年少と年中で大きく変わるのは、問題数と難易度です。

個人的な感想を含みますが、年少と年中の違いを表にまとめました。表にある「毎月の学習時間」は、息子が全ての教材をやるのにかかった時間です。

年少年中
問題数少ない多い
ワークの問題数30回分46回分
年少の約1.5倍
問題の難易度易しめ難しめ
毎月の学習時間2時間以内
余裕で終る
5~6時間
月末にギリギリで終る
※ワークは「かんがえるちからワーク」のみ比較

問題数は年中になると1.5倍に。他のワークも合わせると2倍近くになった印象です。

年少3月までは問題数が少なくて簡単だったのに、翌月(年中4月)になるといきなりレベルアップして驚いた私。

ママ
ママ

年中4月は月末までに終わらなかった…

ただ、子どもは嫌がらずに、喜んでやっていました。でも4月は進級などでバタバタだし、ワークに付き合う余裕も無し。母にはなかなか厳しかった。

5月以降は気を取り直して、がんばっています。子どものやる気が有難い。年少で自信をもった息子が頼もしいです。

年中から始める場合、スムーズに机に向かってくれそうか、集中できそうか、子どもの反応を事前に確認してみるのもおすすめです。

公式HPのZ会の通信教育<幼児向け>で資料請求すると、お試しワークなど無料で貰えます!

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逆に年少は問題が易しく、問題数も少なめ。初めてのお勉強にぴったりの教材。自信をつけて、Z会に好感を持ちやすいです。

注意が必要なのは、年少教材は少し物足りない可能性があること。2~3日であっという間に終わったという感想もあります。

Z会の場合、年少・年中ともに無料のお試し教材の活用がおすすめです。公式HPのZ会の通信教育<幼児向け>からぜひ。電話勧誘は全くありませんでした。

教材の違い

教材の種類は、年少、年中とも基本的に同じです。紙ワークが2つ(かんがえるちからワーク、ぺあぜっと)と、デジタル配信教材です。

でも少しですが、年中から教材が増えます

教材の増減

★年中からなくなる教材
 ・絵本教材(年少のみ毎月届く、年中以降はなし)

★年中から増える教材
 ・提出教材(ぺあぜっとシート)
 ・ひらがなだいすきワーク
 ・英語教材

年中の「ひらがなだいすきワーク」は副教材で、ひらがな書き練習専用の紙ワークです。「英語教材」はスマホなどでするデジタル配信教材です。

とくに、ひらがなだいすきワークの追加によって、毎日の学習がかなり増えたと感じている私。

下の写真は年少教材(写真上)と、年中教材(写真下)。写真にはないですがデジタル教材もあります。

年少教材:かんがえるちからワーク、ぺあぜっと、絵本
年中教材:かんがえるちからワーク、ぺあぜっと、ぺあぜっとシート、ひらがなだいすきワーク

子どもは年少の頃より集中力も伸びたし、ワークにも慣れたからか、何とも感じていない様子。教材が成長に合わせてボリュームアップしただけ。

でも子ども一人ではやらない時が多いし、母は慣れるまで大変でした。

通常のワークも難易度と問題数がアップしているうえに、教材追加。

実際には、年中になって学習時間が1日5~10分増えただけです。でも数分とはいえ、もともと年少の頃は1日5分ほどで終っていたので、それが10~15分になると倍以上の増加

5分ならあっという間ですが、15分だと長く感じます。こんなに増えても、ちゃんとやる息子に感動。

年少のときは、月末に一気に終わらせることがあった我が家。年中以降は、徹夜スタイルだと全部終わらないため、できるだけ計画的に学習しています。

ママ
ママ

年中から毎日の学習習慣をつけ始めました

ちなみに、年少は絵本が毎月届きます。年中になると、絵本がなくなって、代わりに提出教材がスタート。

年少の絵本教材は息子がハマって重宝しました。Z会教材の中で目立っていませんが、まさに隠れた優秀教材!楽し詳細記事書いています↓

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習慣化しやすいのは年少

年少4月からZ会を始めた長男。

年少から始めて一番よかったのは、Z会に自信をもてたことです。レベルが上がる年中に、スムーズに慣れました。

いつもの遊びとは違う「お勉強」ですが、Z会年少は簡単ですぐに終わるうえに、親と一緒にやれるので、子どもがやりたがる内容。

一方で年中になると、難しい問題出てきて気が進まないことも増えます。

例えば、年少と年中の10月号教材です(写真下)。左が年少、右が年中。「数」に関する問題です。

年少はシールを貼るだけですが、年中になると色を判断して、数を数えて、自分で数字を書いて、文を読みます。問題文が複雑になって、お勉強感がバシバシ出ています。

たった一年でかなりのレベルアップ。問題数も増えて、一緒にやる親も結構大変。もちろん、楽しい課題もたくさんありますが…。

うちの場合は、年中から始めたら慣れる前に嫌いになって、やらなかった気がします。年少でZ会の好きな部分が見つかっていたから、年中も続けられました。

Z会にスムーズに慣れるなら、年少から始めるのがおすすめです。年少の方が、親子で楽しい学習の思い出を「余裕をもって楽に」つくりやすいです。

この思い出や経験が、年中以降のモチベーションに大きく繋がります。

でも一方で、年少4月スタートは「早すぎた」とも思っています。

ママ
ママ

次男は夏以降に始める予定です

難易度的に半年ほどやれば十分と思ったのと、次男は早生まれなのでゆっくり始めたいです。

年少教材は、一年間で学習がゆっくり進むので、いつでも始めやすいのがポイント。まだお勉強は早いかも、と感じるなら夏や秋以降に始めるのもおすすめです。

ちなみに、受講費は年度途中から始めても、学年末まで一括払いなら5%割引になります。「12か月分一括払いなら割引」ではないのが良心的。(変更される可能性があるため、詳細は公式HPを確認ください)

年少で始めるメリット
 親子ともに取組む習慣をつけやすい
 ・Z会を好きにさせやすい
 ・年度途中からでも受講を始めやすい

もちろん、年中から始める方もたくさんいます!その場合は、教材のレベルと問題数が家庭にあっているか要確認です。次は、年少、年中教材のそれぞれについて、詳しくご説明します。

まずは無料のお試し教材!公式HPZ会の通信教育<幼児向け> から請求すると数日で届きますよ。ほぼ全ての教材が無料で貰えてボリュームたっぷり!合いそうか十分確認できます。

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Z会年少の特徴

年少教材には、「かんがえるちからワーク」と「ぺあぜっと」の二種類のワークがあります。

かんがえるちからワークについて

一般的なワーク学習教材です。

問題の難易度は、市販ワークのこどもちゃれんじ、学研と同じくらいの易しさ。そして絵柄は、市販のくもんや七田式のようなシンプルさです。

先ほどから記載していますが、難易度については年中以降、だんだん上がっていきます。

学習分野は、とても幅広いです。ことば、数、形、論理、自然など。

形や論理の問題が充実しているのは、Z会幼児コースの特徴だと思います。易しい問題とはいえ、小学校以降の学習につながる、面白い問題がたくさんあります。

ママ
ママ

クイズのようで面白いのか、子どもは論理や形問題が一番好きです

年少でも形、論理の問題は充実。写真下は形の問題です。

また、どの問題も隙あらば子どもに「かんがえさせよう」としてくれます。

シンプルな絵も慣れれば、必要最低限の愛嬌があって、子どもの集中を邪魔しない良さを感じます。

年少問題は、一問5分以内で解けるものがほとんど。連続正解で自信満々!お勉強楽しい!と思いやすいです。親子ともに続けやすいです。

ぺあぜっとについて

「ぺあぜっと」は親子一緒にする体験課題ワークです。

面白いワークですが、時間がかかる、面倒くさいといった感想も目立ちます。我が家の感想は、それほど面倒ではない、子どもが大好きで、学ぶ楽しさが分かるので満足です。

面倒じゃないのは我が家が暇だから。というのではなく、適当にやるだけでも、十分学べるから。できる時間内で、できる完成度でやっています。

ただ、やるまでが面倒というか気持ちが乗らない…。「やりたい!」という子どもの可愛さが励ましになってます。

適当にやっても、前のめりになって楽しんで、ウキウキしてくれる息子。

ママ
ママ

なんだかんだ、やり始めると私も楽しいです

短くて2~3分、長くて20分を目途に終わらせています。ほとんどは5~10分で終わっています

ただ、これも年中になると、もう少し時間がかかるようになります。

年少の課題内容です(写真下)。顔が書いてある紙にハサミで穴をあけて、動かして遊びます。

教材には時間の目安20分とかかれていますが、これでどうやって20分ももたすのか。教材を読んで、切って開いて遊んだら終了。10分かかりません!

こどもに全部切らせて、おらせて、どの顔も全部使って、気合を入れて遊べばもっと時間がかかりそうです。

ママ
ママ

どこまでやるかは、親のさじ加減

すぐ終わったけれど、後日、子どもは1人で開いて閉じてして何度も遊んでいました。これこそ自分で学ぶ姿!適当でも全然いい、Z会すごいです。

もう一回やりたくなるのは、ぺあぜっとあるあるです。

その時はすぐに終わっても、後から1人で同じことをしたり、自分なりに変えて遊びます

自分でつくったり、工夫したりできる内容なので、応用がかなり効きます。

楽しく一緒にやれば、次は子ども1人で集中して何度もやろうとする。これがぺあぜっとの、私の激推しポイントです。

ママ
ママ

二度とやってくれない課題もありますが…

ただ年少は、まだまだ成長の個人差が大きいので、教材内容が合わないことも。長男は冬生まれなのもあって、課題内容が難しかったり、興味を持てないときがあります。

そのせいか、数か月経って成長してから、思い出したように1人でやっていることも、珍しくなかったです。子どもの記憶力恐るべし。

年少のワークは簡単ですが、「かんがえるちからワーク」、「ぺあぜっと」ともに、他にはない優秀なワークだと後から実感しています。

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Z会年中の特徴

年中の教材は5つ(紙教材3つ+副教材1つ+デジタル教材)です。副教材は4~10月のみ。しつこいですが、年中になると問題数が増えて、難易度も上がります。

教材ごとの息子が終わるのにかかった時間です。各月の平均です。

かかった時間
かんがえるちからワーク3時間
ぺあぜっと1時間30分
ぺあぜっとシート(提出教材)10分
ひらがなワーク(副教材)40分以内
デジタル教材10~30分

どの教材も、年少と同じように学習分野が広くて、思考力重視。他にはない優秀なワークです。

大きく違うのは、年少より時間がかかることです。そして、我が家は子どものモチベーションが低いときがあります。難易度が上がったので当然です。

子どもがやる気が出ないと、親も気が重くなります。問題数がしっかりあるので、全部できない可能性もあります。

ただZ会の問題は、全部やらなくても力はついていきます。やった分だけしっかり力がついていると実感しています。

ママ
ママ

年中からは勉強嫌いにならないように、気を使っています

かんがえるちからワークについて(年中)

年少に比べると、難しくなった年中の「かんがえるちからワーク」。

我が家の親のサポート状況です↓

問題文は親が読む

自分一人で解ける問題が6割、
親の手伝い(ヒント)必須の問題が4割

年中から始める場合、親子でのお勉強時間を確保できるかどうかは、一番のチェックポイントです。

解けないほど難しい問題はなくても、これは絶対難しい!と思う問題が月に2~3個あります。励まして、ヒントをどんどん出して、褒める私

例えば、下写真の問題。二つの絵をもとに一番背が高い人を選びます。

絵が書いてあるので、分かりやすくなっていますが、4~5歳の子どもにとっては複雑です。絵を消して、文章に替えれば、立派な小学校の文章題。

もう文章題の準備練習が始まってます。

お試し教材はおすすめです。子どもがスムーズに机に向かってくれそうか、ご家庭にあっているか十分に確認できます。こちらZ会の通信教育<幼児向け>からぜひ!

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ひらがなだいすきワークについて

「ひらがなだいすきワーク」が4~10月受講者限定で貰えます。読み書き練習ワークです。上記の「かんがえるちからワーク」でも読み書き練習はありますが、このワークでさらに練習できます。

内容は基本レベルの読み書き練習です(写真下)

年中になると読み書きが得意な子も出てきますよね。でもZ会の読み書き目標は、ごく普通レベルです。

周りの子より早く読み書きができてほしい、楽に読み書き練習をしたい、というのは期待できません。

ぺあぜっと、ぺあぜっとシートについて

ぺあぜっとと、ぺあぜっとシートは、完全に親子で取組む教材

ぺあぜっとは、年少の内容がレベルアップ。簡単な実験や課題が少し複雑になりますが、成長に合っています。

年少より課題数が増えるので、親子で取組む時間も長くなります

我が家では、年少の頃は全部やるのに1時間以内でしたが、年中になると2時間以内になったイメージ。

課題内容や感想などは、ほかの記事で記載しています↓

ぺあぜっとの一番のおすすめポイントは、後から子ども1人で何度もやったり、変えたり試したりするところです。自分で発見したり学んでいると感じています。

Z会の教材はどれも思考力を伸ばすことを重視しています。年少でも年中でも、思考力で一歩先をいく、周りと差がつく学習をするのに向いていますよ。

まずは無料のお試し教材!公式HPZ会の通信教育<幼児向け> から請求すると数日で届きます。

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